住宅ローンを借りている方で、毎月の住宅ローンの返済で銀行口座から引き落としができなかった場合、その銀行の担当者から電話がかかってきます。
多くは残高不足の連絡です。
この段階ですと、まだ銀行も親切な対応をしてくれます。
「うっかり支払いをは忘れていた」
「引き落としのための入金が遅れてしまった」
「クレジットカードなどで予定外の引き落としがあり、残高不測になっていた」
ということはよくあることなのです。
ですので、それ以降はきちんと支払日を守っていれば銀行も大きな問題にはなりません。
またその電話も女性担当者からのことも多く、伝えられる内容も事務的な対応ですのであまり恐れる必要はありません。
銀行から電話があるのは?
見知らぬ番号から電話が・・・
検索して調べてみると「◎◎銀行」
銀行から電話がかかってくることなんて普通はありませんから、ドキッツとしてしまいますよね。
留守電を確認すると
「○○銀行です。お伝えしたいことがありご連絡を差し上げました」
というメッセージが残っていたりします。
身に覚えがあるあなたなら
「いったいなんの用件だろう?もしかして住宅ローンのことかな?」
と不安になってしまうかもしれません。
銀行からの電話は意外とセールスの場合も多い
今は銀行の収益があ朴されていて、本来の業務以外のことでも手数料を稼ごうと必死です。
保険
投資信託
クレジットカード
などなどさまざまな加入を行っています。
また、よくあるのが銀行カードローンの借入限度額増額の案内です、
銀行カードローンを利用されているのなら、その可能性は高いでしょう。
あるいは
・落としたキャッシュカード等が銀行に届けられた
・ATMでのキャッシュカードの取り忘れ
などもあります。
また海外FX会社を理宇用していると、海外からの送金で確認の電話連絡がある場合もあります。
住宅ローンの引き落としができない時に銀行から電話があることもある
しかし、多くの方が銀行からの電話でドキッとするのは住宅ローンの返済の件ではないでしょうか?
住宅ローンの返済が指定口座から引き落としができないと銀行から電話がある場合があります。
もちろん、電話連絡なしにいきなり督促状が届く場合もありますから一概には言えません。
銀行から電話が速やかにあれば折り返し連絡しましょう
「きっと残高不足で住宅ローンの引き落とし出来なかった件だ。
今は支払えないから無視しておこう。」.
そんな風に考えてしまう方も少なくありません。
しかし、憂鬱な気分になるのはわかりますが、銀行から電話があった場合は折返し必ず連絡を入れましょう。
銀行からの電話を無視してシカトしてしまうと、督促などの手続きが早くなってしまう可能性があります。
政府もコロナなどで困っている方のために受難な対応を金融機関に求めています。
住宅ローン支払い柔軟に 金融界、コロナ影響に配慮
新型コロナウイルスの影響による収入減で住宅ローンの支払いが難しくなる利用者の増加に備え、金融界が返済期間を延ばすといった対応に動き始めた。長期固定金利の住宅ローン「フラット35」を提供する住宅金融支援機構は返済期間について最長15年間の延長に応じる。銀行も返済条件の変更にかかる手数料を無料にするなど家計支援に重点を置く。長期戦を見据えた対策が急務だ。
参考:日経新聞 2021/4/21
ですので、その銀行の相談窓口を教えてくれるかもしれません。
実際に銀行が住宅ローンの貸付条件の変更などに応じた例は少なくありません。
都市銀行、地方銀行、その他銀行の188行を合わせたデータで、申し込みがあった3万5407件のうち2万7705件で実行されています。(2020年3月10日~12月末までの実績)
返済をしばらくゼロにして支払いを待ってもらうのは難しですが、借入期間を延長したり、一時的に金利だけの支払いにしたりして毎月の返済を低くする相談には乗ってくれることもあります。
家族に余計な心配をかけなくて済む
銀行から電電話を無視していると督促状など自宅に手紙が届きます。
そうするとそれが自宅にいる家族の目に止まる可能性があります。
住宅ローンの引き落としが一時的にできないのであれば、そんな余計な心配を家族にかけたくいはありませんよね。
きちんと銀行からの電話に対応していればそんな事態も回避できます。
住宅ローンで銀行から電話を無視していると「期限の利益の喪失」で一括返済を求められる
いくら住宅ローンの返済が苦しいのが一時的な場合であっても無視してはいけません。
なぜなら督促状で書いてある「期限の利益の喪失」の意味をみなさん理解していないからです。
督促状には
「このまま滞納が続くと期限の利益を喪失する。●月●日までに滞納金を全額支払わないと保証会社に代位弁済され、自宅を競売にかけることになる。」
という文面が書かれています。
「来月か再来月には、まとめてきちんと払うから大丈夫」
そんな自分勝手な解釈でそのまま放置する方がどれだけ多いことか・・・
「期限の利益の喪失」とは、言い換えると住宅ローンの残債額の一括返済を求められるということです。
いったん「期限の利益の喪失」をされてしまうと、延滞滞納分を支払ってももう今まで通りの毎月の住宅ローン返済はできなくなるのです。
住宅ローンで銀行から電話があったのなら早めに相談を
住宅ローンの滞納を続けると銀行は粛々と手続きを進めてきます。
そうなるともう取り返しがつかなくなります。
住宅ローンが払えないという人は、滞納する前に銀行に相談することをお勧めします。
滞納を数ヶ月放置してしまうと、もはや相談に行っても対応してくれないことも多いのです。
ですから住宅ローンの滞納で銀行からの電話に出なかったり、無視をするということはやってはいけません。
その時点で金融機関の信頼を失い、今後の展開に大きな悪影響が出る可能性もあります、
払えない住宅ローン返済のためにカードローンや消費者金融に手を出してはいけない
一番やってはいけないのが
「住宅ローン返済のためにカードローンや消費者金融に手を出す」
とこです。
そうなると一気に加速度的に問題は大きく複雑になっていきます。
確かに住宅ローンが払えなくなると
「競売で自宅が取り上げられてしまう」
「自己破産するhしかない」
そんな恐怖からカードローンや消費者金融でとりあえず一時しのぎとして使ってしまいがちです。
住宅ローンの場合、滞納してもすぐにどうにかなるわけでもありません。
競売までには少し時間があります。
その間にできることや解決の選択肢はありますす。