「ちょっと頑張れがなんとかなる」
それが住宅ローン4000万円ラインです。
3000万円台での住宅はどこもイマイチ
自分たちの理想のライフスタイルを実現するためには物足りない?
そこで気に入った物件はどうしても4000万円くらいはするものです。
しかし、頭金ゼロのフルローン4000万の住宅ローンが地獄で後悔する人が多いんです。
頭金ゼロのフルローン4000万の住宅ローンが一番地獄で後悔する人が多い理由
住宅ローンが「億」という単位なら「手の届かないモノ」として諦めもしますが、これが4000万円の住宅ローンだったら迷ってしまう方がとても多いのです。
4000万円の住宅ローン
35年 変動0.7%なら月々1,074,087円です。
「これなら、今の家賃と変わりない
それどころか安いくらいだ!」
そう勘違いしてしまうのも無理はありません。
でも、意外と高い固定資産税や都市計画税です。
おそらく年間十数万円以上はかかってきます。
住宅ローン4000万の借入必要年収は600万円程度だが
住宅ローン4000万円を借入するのに必要な年収は約600万円程度です。
でも4000万円のマイホームを検討される方の多くは30歳代です。
ですので夫だけでそれをクリアーできる方も少ないのが現実。
そうすると共働きの妻の年収も収入合算されるのが一般的です。
しかし、夫婦ペアローンにしたことに後悔される方も多いのです。
超長い住宅ローン返済35年の間に起こる想定外のこと
ギリギリの資金計画で手に入れたマイホームはいとも簡単にその安住さは崩れてしまいます。
たとえば奥さまの出産・子育てで今の仕事を辞めなければいけない状況もあるでしょう。
あるいはこのコロナ禍でご主人のボーナスカットや最悪勤務先の倒産ということも珍しくはありません。
4000万円の住まいであれば、そこそこの広いお家です。
きっとお子様もいるはずです。
大きくなってくればそれなりの教育資金も必要になります。
しかし、精いっぱい無理をした4000万円のマイホーム購入でそれに備える貯金もできりはずはありません。
4000万の住宅ローン地獄で苦しくても消費者金融にだけは手を出してはいけない
「なんとしてでもこの家は守っていきたい」
そんな想いからつい苦しい住宅ローン返済のためにカードローンや消費者金融に手を出す人が後を絶ちません。
そうなると一気に家計は火の車になります。
最初は苦しい住宅ローンの返済のためだったのに、すぐにサラ金の借金を返すための借金になるのです。
そうなるとあっという間に雪だるま式に借金の額は増えていきます。
ですから、いくら住宅ローン返済が苦しくてカードローンや消費者金融には手を出してはいけません。
4000万円の住宅ローン地獄から解放されるには任意売却のことも知っておいて
もしも住宅ローン返済がニッチもサッチもいかなくなって滞納してしまっている方には「任意売却」という手法も知っておいてください。
任意売却とは債権者と交渉して売却を進める手法です。
どうして債権者と交渉するのかというとほとんどの場合
住宅ローンの残高>売却価格
のケースが多いからです。
売却して次の所有者に名義を変更するには、今設定されている抵当権を外さなければなりません。
しかし、売却価格が住宅ローン残高に届かないのであれば抹消することはできません。
ですから「売るに売れない?」という状況になります。
まして、競売で落札される金額は市場価格の6割程度と言われています。
もちろん、競売後の残った「住宅ローン残債の返済義務は引き続き請求されます。
それも一括請求です。
それに比べ任意売却なら債権者に残った債務を無理のない返済計画で認めてもらえることが多く自己破産も避けることができることも多いのです。
※例:毎月1万円~2万円程度の場合もある
他にも債権者と交渉して住宅ローン残高より低い金額で抵当権を外してもらう任意売却には競売よりもメリットがあります。
もは貝倍よりも
あなたの見栄やプライドが住宅ローン地獄より悲惨なサラ金地獄になる
住宅ローンの返済をサラ金やカードローンなどの高金利な借金で返済するのは無茶なこと。
そんなこと誰でもわかることなのに、どうしてそんなことをやってしまうのか?
それはやっぱり「見栄」や「プライド」のせいだと思います。
マイホームを買った時にはきっとまわりの親戚や友人たちからそれこそ羨望のまなざしで見られたことでしょう。
特に奥さまはまわりのママ友に「勝ち組」として鼻が高くなったと思います。
それなのに、そのマイホームを手放すことなんて決断はできないのです。
しかし、現実を直視すれば「もうどうにもならない」ということはあなたにもわかっているはずです。
「恰好悪いから」
その見栄やプライドがさらに悪い事態を招いてしまうのです。
払えない住宅ローンで家庭崩壊・離婚という方がどれだけ多いことか
私も住宅ローンが払えなくなった方のためのお手伝いをしていますが、その中の方には住宅ローンが家庭崩壊・離婚の原因になってしまった方もたくさんいるのです。
貧すれば鈍する
苦しい住宅ローンの返済がすべてのはぐr妻を狂わせてしまうのです。
しょせん家なんてそこまでして守る必要があるのでしょうか?
それよりも家族の絆を守ることのほうが大切ではないでしょうか?
状況によっては、煮に売却だけでなく自己破産も選択肢に入れんばくてはならないかたもたくさんいます。
「自己破産なんてできない」
そう眉をひそめるかたもいるのですが、他に住宅ローン地獄から脱出する方法がない以上、しかたのないことではないでしょうか?
自己破産といっても、それで人生が終わりになる掛ではありません。
自己破産をしてもアメリカ大統領にまでなたひともいるのです。
確かに一時的に
・ブラックリストに載る
・クレジットカードが作れない
など制約もありますが、それ以外はあまり大きな制約はありません。
むしろなにもしないで競売になってしまうことのほうが人生の再出発を阻む大きな障害となることは知っておいてください。