住宅ローンの借りすぎで後悔しているのはあなただけではありません。
なぜなら住宅ローンって返していくのはとても大変ですが、借りる時にはめちゃくちゃ借りやすいんです。
そして念願のマイホームを手に入れるという人生の決断ですこし金銭感覚も麻痺してしまうのです。
気が大きくなり過ぎたあなた
ホイホイ貸してくれた銀行
どちらにも責任はありますよね。
住宅ローンの借りすぎで後悔!どうするこれからの返済計画と勇気ある決断
借りすぎた住宅ローンの返済が苦しい・・・
コロナなど想定していなかった事態も影響があるかもしれません。
ボーナスカットだけではなく会社が倒産して失業してしまった。
そんな悲惨な状態の方も少なくありません。
借りすぎた住宅ローンの究極の選択!リスケジュール?任意売却?
借りすぎた住宅ローンが苦しい
そんな状況に陥ってしまったのなら、まずはできるだけのことをやってみましょう。
今までの生活で無為だなものはないか?しっかり見直して節約してなんとか住宅ローン返済のお金を捻出shじなければなりません。
しかし、それらもしょせん一時しのぎのたいさくでしかありません。
住宅ローンは最長35年の長丁場です。
その間ずっと倹約節約生活は続きません。
借りすぎた住宅ローンは銀行にリスケジュールを相談してみる
銀行に一度借りた住宅ローンの返済計画を見直してもらう。
これをリスケジュールといいます。
たとえば返済期間の延長です。
住宅ローンを貸し出している金融機関のほうでも、
「時間がかかっても返済して欲しい」
と考えているからです。
それに競売や借入人の自己破産では金融機関も満額回収できるわけではありません。
あるいは返済が苦しい条件が一時的な理由ならば、「元金を据え置きとりあえず金利だけを返済する」というのもあります。
コロナ不況で政府も住宅ローン困窮者には柔軟な対応を銀行に銀行に求めている
リーマンショックが起こった平成21年に中小企業金融円滑化法が制定されました。
この法律は平成25年に終了しましたが、各金融機関は取り組みを続けています。
取組方針等について
取組方針
住宅ローン等の返済が困難となったお客さまにとってのセーフティネットとしての役割を十分認識し、引き続き返済相談、返済方法変更に取り組みます。
返済方法変更の適用に当たっては、お客さまのその後の返済継続が可能となるよう、返済計画に十分配慮します。
返済方法変更に伴いお客さまの総支払額が増加すること等、返済方法変更の内容について、お客さまに十分にご説明します。
引用:住宅金融支援機構|金融円滑化への取組について
これに匹敵するのが今回のコロナ不況です。
そこでこんな動きもあります。
住宅ローン支払い柔軟に 金融界、コロナ影響に配慮
新型コロナウイルスの影響による収入減で住宅ローンの支払いが難しくなる利用者の増加に備え、金融界が返済期間を延ばすといった対応に動き始めた。長期固定金利の住宅ローン「フラット35」を提供する住宅金融支援機構は返済期間について最長15年間の延長に応じる。銀行も返済条件の変更にかかる手数料を無料にするなど家計支援に重点を置く。長期戦を見据えた対策が急務だ。
参考:日経新聞 2021/4/21
ただ銀行に「リスケジュール」を認めさせるのは簡単ではない
「そんなうまいほうほうがあったのか?」
そんな早とちりをしてはいけません。
銀行にこの「リスケジュール」を認めさせるのはそう簡単なことではないのです。
銀行の担当者にしても、リスケジュールを本部に説明して承認してもらうにはそれ相応の稟議書が必要になってきます。
担当者からすればそんな余計な仕事なんてしたくないのが本心ではないでしょうか。
まして
・滞納がすでに発生している
・消費者金融など他社からの借り入れがある
という状況ではその返済計画に現実味がありません。
「たとえリスケジュールしてもすぐに事故物件になってしまうのでは?」
そんな不安を少しでも持たれたのなら、リスケジュールを銀行に認めさせるのは難しでしょう。
・あなたの勤務先が大企業や公務員である。
・他からの借り入れもない
そんな
「この人ならリスケジュールしても大丈夫だろう」
と銀行に思わせなければならないのです。
住宅ローンのリスケジュールはまだ余裕のある人のためのもの?
住宅ローンの借りすぎで後悔している人にとって、リスケジュールはまるで魔法のように見えるかもしれません。
しかし、残念ながら住宅ローンのリスケジュールはまだ余裕のある人たちにて向いているものなのです。
すでに滞納履歴がある方にはリスケはなかなか認めてくれません。
なぜならすでに銀行との信頼関係が崩れて椅子からです。
さらに、りそな銀行の住宅ローン相談窓口のサイトをみると返済方法の変更についてはこのようにき記載されています。
これらのことをきちんと説明できるだけの説明をしなければなりません。
- ①ボーナスの支給が減った、あるいはなくなった
- ボーナス増額返済分の減額、またはボーナス返済分を毎月返済分へ組替える方法
- ②教育費・医療費等で一定期間、支出が増えるので、その間返済額を減らし
- 返済期間を変更せず、ご返済額を一定期間減らす方法
- ③収入が減った
- 返済期間を延長することにより、毎月のご返済額を減らす方法
ですので住宅ローンの借りすぎで後悔しているあなたが期待していたほどの対策ではないような気がします。
あくまで今まで月額13万円の住宅ローンの返済が10万円程度に?
それがリスケジュールなのです。
決して住宅ローンの返済をしばらく待ってもらえるものではありません。
住宅ローンを払えなくなった人に銀行は冷たい
ここまでお話ししたことは、あえて正論ばかりです。
しかし、現実はかなり厳しいことを覚悟しなければなりません。
なぜなら
住宅ローンが払えなくなった人に銀行は冷たい!
からです。
銀行からすれば、住宅ローンが払えなくなった人はもうお客さんといえません。
それどころか、煩わしい手続きをもってくる厄介者と捉えられても仕方ありおません。
ですから、銀行に冷たい対応をされるのが当たり前ですし、銀行に大きな期待をしてはいけません。
借りすぎた住宅ローンで後悔しているのなら売却も考えなければいけません
結局は無理をしすぎて借りすぎた住宅ローンです。
それを解消するにはその家を売却していったんリセットするしか方法はありません。
でも、これが難しいんです。
今のライフスタイルを捨てたくはない家族の反対
住宅ローン119番にご相談に来られる方でも「家族の説得」にお悩みの方はたくさにます。
いったん得た今の生活
そこから
狭い家
不便な家
オンボロな家
ペットが飼えない家
への引越しなんて家族が猛反対するのは当然です、
でも、気持ちはすごくよくわかるのですが現実から目を背けてはいけないのです。
消費者金融から借りてまで住宅ローンの返済をするの厳禁
住宅ローン119番にご相談される方に少なからず「消費者金融(サラ金)」などから多額の借り入れをしてしまっている方がいます。
超低金利で長期間返済の住宅ローンが返済もできないのに、高金利な消費者金融の返済ができるはずがありません。
こんな無茶な返済をしてしまうのも家族のためを考えてしまった結果かもしれません。
しかしこの行動が後で取り返しのつかないことになるのです。
見栄やプライドがかえってより悲惨な結果になる
多くのお客様はいったん手に入れた「家」に種着しすぎてしまっています。
住宅ローンの返済が苦しくて夫婦喧嘩が絶えないぎすぎすした家庭も少なくありませんし、そのことが離婚の原因なってしまったケースもたくさんあります。
借りすぎた住宅ローンで家族がバラバラになるなんて、その代償は大きすぎます。
勇気ある撤退の決断
見切り千両
借りすぎた住宅ローンの返済がどうしても無理!
冷静で客観的にそう結論付けできるのなら、マイホームの売却も検討すべきです。
借りすぎた住宅ローンの残債はいくらか?
せっかく売却の決断ができても、住宅ローンを借りすぎた方には大きな障害が出てくることが多いです。
それは「住宅ローンの残り」(高)>売却可能価格(低)の状態。
いわゆるオーバーローンであるいことも少なくないのです。
「その家を売却しても住宅ローンが一括返済できない?」ということもあるのです。
まずは今残っている住宅ローンの残高と売却可能価格を調べなければいけません。
「もう住宅ローンの返済が苦しくて払えない・・」 にっちもさっちもいかなくなてしまったのなら後はこの3しかありません。 【住宅ローンが払えない時の対処法】 金融期間にリスケジュールを相談する 住宅ローンの返済聞の猶予や元金 …
オーバーローンならもうしばらく住宅ローン返済を頑張ってみる
オーバーローンだと実際にはその家を売るに売れません。
なぜなら売るということはその時に抵当権を抹消して新しい買主に渡さなければならないからです。
せめて「住宅ローン残債額」=「売却可能価格」になるまで返済し続けていくことをおすすめしまう。
ただ、住宅ローンで一般的な「元利均等方式」ですが、この元利均等方式は当初の返済では金利部分が多く占めるため思ったほど元金は減っていないかもしれません。、
にっちもさっちもいかない状況なら『任意売却』も検討しよう
既に滞納してしまって、銀行から督促状などが届いているような状況なら早めに決断が必要になります。
それは「任意売却」の可能性を探ることです、
任意売却なら以下のメリットがあります。
- 競売よりも高く売却できる可能性がある
- 手持ちのお金の持ち出しがない
- 交渉により無理のない返済計画を立てられる
- 秘密厳守で近所に知られずに売却できる
- 引越し費用などを負担してもらえることがある
- リースバックなど自宅に住み続けられることがある
ただ、この任意売却は特殊な不動産売却方式なので一般の不動産業者はそのノウハウもなくあまり役に立ちません。
任意売却をお考えなら【任意売専門不動産業者】に相談することをおすすめします。